小豆島の写真と言葉。No20
虜になる
これで終わり。
最後は、
やっぱり、
ヤマロク醤油さんを
紹介します。
大好きです。
心の底から、惚れてしまっています。
この気持ちを追い越すものは
一体どんなものなんだろう。
出会いたいような、
出会いたくないような。
なんでこんなに好きなのか。
理由を挙げれば、そりゃいくらでも
あるけど、
ただただ、
「うまいっっっっっ」
細胞がそう唸る。
【鶴醤】
看板商品です。
2億円のダイヤをプレゼントされるなら、
一生分の鶴醤の方が嬉しいです。
とても濃厚なので、
いつも使ってる醤油と同じテンションで使うと、濃くなります。
でも。
しょっぱくは、ならない。
そんなところも、好きです。
味付けのメインは塩、
鶴醤で香りを足す、くらいの感覚で
使ってみたらいいかなって思います。
あとは、卵かけご飯。
ちょっといい卵を買ってきて、
ご飯を炊いて、いただきます。
一人一合いけるかな、と思います。
料理が嫌いでも、苦手でも
忙しくても、
おいしい醤油があれば
大好きな人が
「おいしいっ!」と笑う顔を
見られると思っています。
【菊醤】
上記の鶴醤より、
やさしい感じです。
卵焼きを作る時、
出汁を入れなくても、
菊醤を入れて焼くと
「お店っぽ!!!」となります。
チャーハンを菊醤で作ると、
きれいな茶色になります。
私は、この茶色が見たくて
チャーハンを作ってしまいます。
「茶色」以外の色がある気がする。
ずっとふさわしい色を探していたのですが、
違う、と。
「菊醤」という、
茶色を作ったらいいんだ。と
思っています。
それくらい、きれいな色を楽しめます。
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今日も小豆島で、
日本の各地で作られる調味料たち。
これからも、
愛していきたいです。
photo by 千葉 あやこ