いきるをつくるに込めた想い
私は「温度」が大好きです。
人の温度、夏の温度、夏から秋へ変わる温度
仲間と熱くなった時の温度・・・
いつも温度を味わっているように思います。
「温度」・・・・
電気が止まってしまい、暖房も電気もつかない部屋で、ひとり食べるカニパン。
カニの形が私をちょっと癒してくれました。
姉と買いに行ったホカ弁。
ここで450円つかってしまったら、明日は何も食べられないかもしれない・・・・
それでも、ジュワッとやけどするくらいのからあげと、湯気でお弁当のフタにたまった水分は、
私の心の温度を高めてくれました。
親友のお母さんが炊いてくれた白米。
お米をはじめて、「あつっ!」って思いました。
恋人が毎日作ってくれたお弁当。冷めてもおいしいものがこの世にあるなんて。
小豆島で食べたキンキンの素麺。
舌の上で溶けていくアイスクリームとは違う。お腹に入っても、まだキンキン。
それは初めての体験でした。
私は、これからも全身で温度を味わいながら生きたいです。
そのために、元気でいたいです。
だから私は、調味料を伝えます。
私たちの体の土台は、毎日のごはんで作られると思うからです。
そのごはんをとびっきりの調味料で作る。
そういうごはんは、とびっきりおいしくて、心の温度まで上がっていく。
そんな日常を重ねること。
それこそが私にとっての「いきるをつくる」
私の人生でしたいこと。
あなたとしたいことです。